相続税の基礎控除 計算式ガイド

相続税

・相続税の最大のポイントである基礎控除
遺産相続をスムーズに進めていきためにはある程度知識を備えておくことが大切ですが、遺産相続はたくさんの人が一度は経験するものの、その人たちが知識をしっかり備えているかと言われればそうではありません。
と言うのも、たくさんの人が経験することではあるのですが、ひとりの人が何度も経験することではないからです。
したがって法定相続人になり得る人でもどこか他人事に感じてしまっているケースが少なくないため、どうしても知識を備えるのが後手にまわりがちなのです。
しかし本来は遺産相続をスタートさせるまえに知っておいたほうが対策もしやすいので良いですし、何よりも失敗しない遺産相続はあらゆるトラブルを回避してくれます。
たとえば相続税に関するトラブルはとても多く、知識不足によるところが大きいのです。
相続税には基礎控除があって、これは最大のポイントになりますから覚えておきましょう。
相続税の基礎控除は3,000万円 + (600万円 × 法定相続人の数)の計算式で出すことが可能で、法定相続人の数によって大幅に変化します。
法定相続人が5人いれば3,000万円 + (600万円 × 5)で計算できるので8,000万円が基礎控除額になりますし、3人であれば3,000万円 + (600万円 × 3)なので4,800万円が基礎控除額になります。
ですから仮に相続財産が6,000万円だったとすると、法定相続人が5人の場合は課税対象になりません。

・日本の相続税は他国と違う?
そして日本の相続税は被相続人ではなく、相続人が対象になりますので、被相続人だけが知っておくのではなく相続人自身がしっかり理解しておかなければなりません。
たとえば英国の場合は日本とは真逆で、相続税を納めるのは相続人ではなく被相続人で、亡くなった時点で被相続人の財産の中から相続税を納めるシステムになっています。
したがって相続人自身が相続税の心配をする必要はなく、この点は日本よりもいいと言えるかもしれません。
ただ税率の問題などもありますので、厳密にどちらがお得かは相続財産の金額にもよるでしょう。
このように相続税の基礎控除は計算式を理解することが第一歩となりますから、まずは計算式を理解できるようにしてください。
その後どんなものが相続財産になるのかを見極められるようになるといいでしょう。
遺産相続において相続税絶対にかかるわけではありませんが、かかるかもしれないと想定することは重要です。